国土交通省は中央合同庁舎第4号館の改修工事（受注者:鹿島建設）について優良工事と認定、功績を顕彰する銘板を設置した。

　銘板には受注した鹿島建設の社名、工事関係者に加え、今回の改修工事に関わった各社や技術者の名前も記載されている。

　鹿島建設の監理技術者で担当者の工藤光嗣氏は「表彰されるのは嬉しい。転職市場が活況で人材が流動する中、業界内で素晴らしい会社や技術者の情報を各社に発信できる。一般向けには建設業全体の魅力のアピールになる」とコメント。また工事やインフラ改修の機運がさらに高まるのではないかと見通しを語った。

　同省は建物やトンネルなど建造物の建設、改修工事について優良と認定した場合、工事場所に銘板を設置する取り組みを行っている。建設業の魅力を世間にアピールし、中長期的な人材確保につなげることを狙いとしている。