セメント協会は2025年1月度のセメント需給実績を公表した。販売は国内が前年同月比0・4%減の237万9000tで、29カ月連続で前年同期を下回った。輸出は同31・3%増の63万2000tで5カ月連続前年を上回り、合計は301万1000t(同4・9%増)で2カ月連続で前年を上回った。
生産は同5・5%増と7カ月ぶりのプラスで、352万tとした。在庫は同4・3%増の416万2000tとなった。
地区別販売高を見ると関東一は61万4489tで2・2%減、関東二も22万3842tで同0・3%の減。人手不足やコスト高が影響している。北陸は災害復興等もあり、7万8427tで同5・3%増と伸びた。