甘楽町(森平仁志町長)は2025年度当初予算案を示した。町道整備事業費に1億4938万7000円を計上したほか、新規事業として、文化会館の改修事業に4927万2000円を確保した。
一般会計予算は1億9600万円増となる対前年度比3・3%増の62億1900万円。普通建設事業費は6億2024万3000円で、1198万8000円減の同比1・9%減とした。
町道整備事業は町道板木・小幡新町線の道路新設に伴う用地測量の委託や用地買収を実施するほか、スマートインターチェンジへの北方向からのアクセス道路(北城・駒田線など)の道路拡張工事の道路詳細設計委託を予定している。
文化会館改修は特定天井耐震改修のほか、照明設備のLED化などの工事を計画。なお、LED化については役場庁舎および図書館でも実施を予定し、それぞれ工事費を計上した。
公園整備事業では大手門周辺の公園整備工事、紅葉山周辺園路整備工事をはじめ、旧福島幼稚園舎跡地の公園整備工事を実施する予定。事業費9570万円を確保した。
このほか、福島小学校のプール解体工事費などに1368万4000円を確保し、新屋小学校ではプール跡地駐車場整備工事費1017万5000円を盛り込んだ。
土地改良事業は3616万3000円を計上し、小原地区などの農道整備や、作付けに必要となる用水の供給・排水のための農業用水路の整備・更新を実施する。林道整備事業では稲含高倉線、中郷雲津線などで、維持補修工事を予定し、事業費3166万円を計上した。