さいたま市管工事業協同組合(積田鉄也理事長)は3日、第39回目となる代表者連絡会議を、市内の大宮サンパレスで開いた。当日はさいたま市の清水勇人市長を招いた講話が行われ、出席したおよそ50人は、清水市長の進めるまちづくりへの認識を深めた。
冒頭のあいさつで積田理事長は「本日は、さいたま市の清水勇人市長をお迎えし、市政報告をいただく。清水市長のこれまでの取り組みとこれからのビジョンについて皆さまと共有できることを楽しみにしている」と期待した。続けて「さいたま市とインフラ企業が連携し、市民の皆さまが安心して暮らせる水道整備に努めることが不可欠。われわれも引き続き技術の向上と安全管理の徹底を図りながら、市の発展とまちづくりに寄与して参りたい」と決意を新たにした。
その後、清水市長の講話が行われた。テーマは「~しあわせ『シンカ』へ~さいたまのまちづくり」。2009年に市長に当選し「さいたま市を1つにしたい」との思いからスタートしたこれまでの4期16年にわたる市長としての実績とさいたま市の発展を報告。人口は増加を続け、昨年には135万人を突破。SDGs先進度調査や幸福度ランキングといったさまざまな外部評価でも、常に上位に位置する都市に発展、さらなる発展へ道筋を示した。その中で水道管路の耐震化については、22年度時点で53・1%となり、清水市長は「政令市の中で1番耐震化が進んでいる状況。さらに計画的に耐震化を進めている」と述べた。
その後、同組合から「さいたま市ふれあい福祉基金」への寄付の贈呈が、積田理事長から清水市長に行われた。同組合では、地域に密着した事業者として、地域福祉に貢献したいとの思いから実施。寄付を受けて清水市長から積田理事長へ感謝状が手渡された。
写真=市の福祉基金へ寄付を行い、清水市長と正副理事長で記念撮影