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道路維持補修へ1.7億円/もみの湯そばに防災倉庫/25年度予算案

2025/03/08 長野建設新聞

 原村の2025年度予算案は、一般会計の普通建設事業費が3億715万円で前年度比43.3%増。道路維持補修工事に1億7854万円、防災備蓄倉庫建設工事に5694万円、中央公民館太陽光発電設備設置工事に1772万円を計上した。

 道路維持補修工事費の主な内訳は、村道1003号線(一番塚交差点東)切削オーバーレイに4950万円、村道7133号線(四季の森西)舗装打換に3100万円、村道7089号線(実践大学校直売所前)舗装打換に2600万円、村道3263号線(物見ヶ丘西)路盤入替に2000万円、村道2016号線(ズームライン)オーバーレイに1682万円。

 また、道路メンテナンス事業で道路橋梁点検委託に1300万円、社会資本整備総合交付金事業で村道2012号線(菖蒲沢中央道側道)拡幅改良工事に1200万円を確保した。

 防災備蓄倉庫の建設地は日帰り温泉施設「もみの湯」の道路を挟んだ向かい。計画規模はRC造平屋建て198㎡で、災害時に必要となる段ボールベッド、簡易トイレ、発電機などの資機材を保管する。施工者を選定する入札は4~5月に行い、6月議会に契約議案を諮るスケジュール。竣工は12月頭を見込んでいる。設計担当は坂本建築事務所(茅野市)。なお、防災備蓄倉庫は23年度に役場近くへ整備したのに次いで2棟目。1棟目の施工はヤマウラ(駒ヶ根市)が担当した。

 このほか御射山2号揚水機場揚水ポンプ更新工事に913万円、地域福祉センター多目的排煙設備入替工事に847万円、文化園照明LED化工事に726万円、もみの湯改修工事の実施計画業務委託料600万円と設計委託に係る建築技術支援業務委託料176万円を計上した。

 一般会計の総額は51億9200万円で、前年度比12.5%増。

 また企業会計では、水道事業会計で原山地区の減圧弁設置工事に1500万円、八ッ手地区の送配水管布設工事に1400万円、柳沢および八ッ手地区の送配水管布設工事に1300万円。下水道事業会計で南畑地区の排水管布設替工事に3000万円、分杭北マンホールポンプのポンプ・配管類更新に1500万円、番外場マンホールポンプの非常用発電機更新に1400万円、大久保上マンホールポンプのポンプ制御盤更新に900万円を充当した。

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