南牧村(長谷川最定村長)は7日、2025年度当初予算案を明らかにした。なんもく学園校庭整備で旧小学校校舎解体などに2億2407万円、防災行政無線デジタル化整備に向けて事業費3億9825万5000円を盛り込んだ。
一般会計予算は29億5000万円で、対前年度比23・4%増、5億6000万円の増とした。普通建設事業費は対前年度比161・5%増、5億6821万円増の9億2013万3000円としている。
なんもく学園校庭整備は旧南牧小学校の校舎解体を行うとともになんもく学園の校庭整備を実施するもの。
防災行政無線デジタル化整備は現在、既存防災行政無線と、なんもくふれあいテレビの告知放送機により、加入者宅に設置されている告知機に放送を入れているが、デジタル化に向けて整備を進めていく。
移住定住促進事業では3棟で計画する空き家改修工事費などに2829万円の事業費を確保。村営住宅建設事業では村営住宅敷地造成および住宅建築を2棟で計画しており、事業費5452万8000円を計上している。
このほかの主な事業として◇道路メンテナンス事業=8700万円◇林道改良事業=4200万円◇村道改良事業=4000万円◇自然公園施設改修事業=1100万円-などを盛り込んでいる。