県開発公社は、百里飛行場民間共用化の関連事業として計画している工業団地「(仮)空港テクノパーク」で、調整池築造工事(小美玉市下吉影)の一般競争入札を公告した(公告文は4月27日付5面)。参加形態は3者JVで、代表者は県内業者のランクS(特定建設業許可業者)、構成員はランクA。申請書の提出期間は5月15日と16日で、6月7日午前10時30分に開札する。
空港テクノパークは、臨空型の産業や流通産業などを誘致し地域の雇用拡大を図るため、空港東側の約51万1000㎡に工業団地として計画。開港(平成21年度目標)に合わせた分譲開始を目指している。
調整池は、工業団地内の東端に計画。
今回の工事概要は、造成面積(A3・15ha)、土砂掘削(V13万100立方m)、盛土工(V10万6300立方m)、地盤改良工(V1万5880立方m)、放流水路・排水塔一式、汚水管布設(L186m)、管理用道路(L209・2m)。工期は約280日間。
予定価格は2億9900万円(税抜き)。
参加形態は3者JV。主な要件は、代表者は土木S級(特定建設業の許可を受けた者)で県内に本店を有すること。
構成員2者は両者とも土木ランクAで、水戸市、小美玉市、笠間市、城里町、茨城町、大洗町、鉾田市、行方市、石岡市に本店を有すること。
なお、参加者は同公社の土木工事を現在受注していないことも要件になっている。
テクノパークの整備は同公社が担当。昨年度から関連排水路工事や道路改良工事に着手している。