邑楽町(橋本光規町長)は12日、2025年度当初予算を明らかにした。新規事業として、リース方式による役場庁舎および小中学校の照明LED化のために26年度から35年度までの債務負担行為へリース料合計1億4879万円を設定した。また、中野小学校の改修に向け工事費6182万1000円を充てた。
一般会計予算は117億7000万円とし、13億7000万円の増額、対前年度比13・2%の増とした。普通建設事業費は前年度から2億8174万7000円増加した16億4834万8000円とし、対前年度比20・6%増となった。
LED化は、対象施設全体の既設蛍光灯更新をリース方式により整備する。施設ごとの債務負担行為を含めた全額としては◇役場庁舎=2626万9000円◇小学校4校=8332万3000円◇中学校2校=4026万1000円-としている。
中野小では屋上防水とともに外壁塗装補修を行う。校舎はRC造3階建て、延べ床面積6737㎡の規模。
新築が進む大黒第2町営住宅では、残る外構工事を発注する。施工面積4121・8㎡でアスファルト舗装するほか、排水路や照明設備、フェンスなどを設置する。全体工事費には、2024年度に設定した債務負担行為分を含む10億2985万3000円を計上。うち、外構工事費は7000万円程度を見込む。
このほか、建設関連としては◇町道整備工事費=1億7407万1000円◇町道測量設計調査など委託料=2501万円◇鶉地区土地区画整理事業実施設計委託料=320万円-などを充てている。