昭和村(髙橋幸一郎村長)は14日、2025年度当初予算を示した。村内5カ所のスポーツ施設の照明LED化事業費として3億1110万円を計上した。君河原橋耐震補強事業では、25年度施工分として工事費7000万円を盛り込んだ。
一般会計予算は50億5700万円で、対前年度比6・96%増。普通建設事業費は7億8026万8000円で、同比102・6%増となった。
スポーツ施設の照明LED化は屋内と屋外で合わせて5カ所で行う。糸井地内の総合運動公園テニスコート、同多目的グラウンド、同野球場、糸井地内の屋内運動場、橡久保地内の昭和中学校グラウンドが対象となる。25年度に設計を委託し、詳細を詰める。
森下地内の君河原橋は、橋長240m、幅員9・8mの規模で架設。上部工がT桁橋で面積2352㎡、下部工は直接基礎で橋台2基、橋脚5基となる。架設から現在まで耐震化が未実施のため、今回の工事を計画した。2025年度は先行して積算業務を委託し、その後工事発注を行う計画。24年度分の施工状況などにもよるが25年度は橋台部分の補強工事を行いたい考え。複数年かけて施工を行い、年度ごとに工事費を計上する方針となっている。設計はアコン測量設計(前橋市)がまとめた。
小規模農村整備事業では、村内4地区で要望が上がっており、25年度に対応する方向で準備を進めている。内容は農作業道の整備など。
このほか建設関連では◇道路維持補修事業=1億3909万円◇林業振興事業工事費=2458万6000円◇赤城山登山道工事費=418万円-を盛り込んだ。