榛東村（南千晴村長）は、このほど可決した２０２５年度当初予算を公表した。新井地内の村道堀之内５号線で進めている改良舗装工事を含んだ道路新設改良事業では工事費として１億８１０万８０００円を確保した。農業用水管理事業の工事費として村内２カ所の送水流量計更新工事などで３６５９万円を計上した。

一般会計予算総額は74億６８００万円とし、対前年度比21・９％減となった。普通建設事業費は８億７９４９万８０００円で、同比40・３％減。

村道堀之内５号線で行う改良舗装工事は、建設が進む防災中枢機能施設の整備に伴い行うもの。全体計画では、施工延長３９３・３ｍを予定。計画幅員は、施設外周部分の延長１８０ｍが歩道を両側に整備し幅員10ｍ、残りの約２１０ｍは西側のみの片側歩道で幅員７・５ｍとなる。

農業用水管理事業では、送水流量計の更新工事と深井戸ポンプ流量計更新工事、送水管布設工事がメイン。長岡揚水機場と北部貯水池で送水流量計、長岡揚水機場で深井戸ポンプ流量計、南部送水管で布設工事を計画している。

また、第３区コミュニティセンター（長岡１０９７－１）の長寿命化のための改良工事を予定。施設は、00年に建設されたＳ造平屋、床面積２０７・36㎡の規模で、長寿命化のほか、トイレのバリアフリー化やＬＥＤ化なども検討している。

このほか建設関連の事業としては◇橋梁維持事業工事費＝１８８３万１０００円◇道路維持事業工事費＝１７８６万円◇橋梁維持事業設計等委託料＝１２０４万９０００円－などを盛り込んでいる。