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群馬県みなかみ町

かわまちづくり事業カフェ建設工事を近く公告

2025/03/25 群馬建設新聞


みなかみ町は、湯原地内で行うかわまちづくりのカフェ建設工事を近く一般競争入札で公告する。道の駅みなかみ水紀行館(湯原1681-1)と隣接する清流公園で一体的に進めているかわまちづくり事業として行うもの。工事契約は議会案件となり、2025年6月議会への上程を目指す。一括での発注となる。3月補正予算で事業費8725万円を繰越明許費に設定した。

かわまちづくり事業の休憩施設として建設するカフェは、S造平屋、床面積54㎡の規模。道の駅と清流公園の中間あたりに立地し、川が見渡せるデッキを設ける。地元食材を使った軽食メニューを提供し、食事のできる休憩席として20席設置予定で、ユニバーサルトイレ1基も整備する予定としている。設計は技研コンサル(前橋市)がまとめた。

同事業では、園池整備工事として21年度から3カ年かけて池などの整備を進めており、全て須田建設(みなかみ町)が担当している。

なお、園内の傾斜に枕木を階段状に並べ、休憩や官民連携のイベントなど多目的な利用ができる整備も併せて計画しており、事業として26年春ごろのオープンを目指す。

同事業は19年度に国土交通省のかわまちづくり支援制度の登録を受けており、河川空間を一体的に整備し、自然体験の場や休憩施設を設け、地域の魅力向上のほか水上温泉街やJR水上駅などエリア一体として観光振興の促進を図るものとしている。

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