浦和市は都市計画道路三・三・一一号田島大牧線整備について、国道一七号から中山道(県道曲本浦和線)間の新設を構想している。現在は用地買収交渉を重ねるとともに、予備設計(B)を大成エンジニアリングに委託し作業を進めており、十二年度には用地測量に着手する考え。
計画対象となっているのは、別所一丁目地内から岸町七丁目地内。東端部は浦和駅西口南の再開発事業区域(二、四街区)と結ぶ。
規模は延長六九〇mで、中山道から坂下通りまでを第一期、坂下通りから国道一七号までの間を二期として整備。これは再開発事業、鉄道高架化とある程度足並みを揃えるため。
計画路線の中には一部幅員一一mの道路も含まれているが、ほぼ宅地が占めている状況。また起伏が激しいため、今回の設計では擁壁等の構造も行っている。
都市計画決定は昭和三十八年、その後平成五年に幅員変更(二二から二五m)により計画変更した。