さいたま市都市局は、堀崎学校給食センター(見沼区堀崎町12-21)解体工事に伴う設計業務を月内に委託する。工事は8月に一般競争で発注する。跡地は19年度以降に堀崎中央公園の一部として整備する。
解体される施設規模は、S造2階建て、延べ床面積2615㎡。工期は10月~19年3月。工種はとび・土工。17年度予算に設定した改修工事費を繰越明許とし、解体工事費に使途変更した。
解体工事は、センター施設にアスベストを含む建材が確認されたことにより実施施するもの。当初は、市制情報関連文書庫、堀崎公園管理事務所、障害者支援センターと、NPO法人が事務所として活用する総合地域スポーツセンターの4機能を計画していた。
跡地敷地4644㎡は、隣接する堀崎中央公園用地として活用。工事は19年度以降を予定している。
市内の学校給食センターは、単独調理場整備により順次、機能を停止している。跡利用については、日進(北区日進)でも検討されているほか、中尾第一(緑区中尾)では、緑区役所に隣接しているため、敷地内を駐車場として活用する案が挙がっているものの、老朽化が目立つ既存施設の再利用は困難な状態。
また、中央区本町西6-3-1の与野本町センターは臨時給食調理場として活用する方針。