県立大学は2025年度に飯田キャンパス(甲府市飯田)のB館について、屋根・外壁や照明のLED化など大規模改造工事を行う。5月にも建築一式工事、電気工事、管工事の3分離で工事発注する。いずれも一般競争入札とし、改修工事は単年度で行う。
飯田キャンパスB館では24年度に雨宮工業の施工で空調設備の大規模改修を実施。25年度は建築一式工事として屋上防水工事(屋上緑化の撤去を含む)と外壁改修(部分改修)。電気工事として照明設備のLED改修工事。管工事(機械設備工事)として併設する講堂・カフェテリアのマルチエアコンと全熱交換器の更新を行う。
飯田キャンパスB館(講堂・カフェテリア含む)はRC造3階建て、建築面積1870・79㎡、延床面積4317・14㎡。屋根構造は陸屋根。1966年に建設され、2006年に増改築が行われている。講堂・カフェテリア部は06年に増築されたもの。
工事の予定発注規模は▽建築工事5000万円~1億円▽電気工事3000万円~5000万円▽管工事5000万円~1億円。
大規模改造工事にあたり、工事監理業務(建築・電気・機械)も発注する。発注時期は工事と同時期の5月を予定。入札方式は一般競争もしくは指名競争としている。予定発注規模は250万円~1000万円。
大規模改造の設計業務はディナック中日本が担当した。