さいたま市教育委員会は、北区内に新設する仮称・日進・宮原地区小学校の基本計画がまとまったことを受けて30日、基本・実施設計入札を執行する。指名業者は8者、予定額は5549万5000円。(指名業者は15日付け)。基本計画によると、校舎は「ロ」の字型の光庭方式を採用した4階建ての1棟構成。屋上にプールを設置する。工事は19・20年度の2カ年継続事業。
建設地は、北区宮原町3-680-1ほか地内。工業専用区域17haで事業が進められている土地区画整理地内南側。敷地面積は約1・7ha。
施設計画は、同地区内で稼動を停止したカルソニックカンセイの体育館を活用するため、普通・特別教室などを一体化させた校舎を体育館に隣接させて整備。
普通教室は24クラス程度とし、廊下と教室を一体化したオープンスペースやランチルームなにどを設ける。延べ床面積は約7600㎡。また、屋上緑化、太陽光発電、雨水利用などの導入も計画されており、環境面にも考慮する。
基本計画は桂設計(さいたま市、電話048-822-0756)がまとめた。
一方、体育館は会議室やトレーニングルームなどが配置されているため、一般開放できるよう、内部を一部改修する。
改修計画は20年度を予定しており、19年度予算で改修設計費を計上する方針。
小学校新設計画は、日進小(北区日進町2-911)、日進北小(同3-178)と宮原小(北区宮原町4-102-6)の3小学校がすでに31クラスを超えている過大規模校解消が目的。
















