宇都宮市は、2025~26年度入札参加資格者名簿を公表した。市内、県内、県外を合わせた登録者(実数)は建設工事1135者、建設関連業務委託476者。前回当初(23年4月)に比べ建設工事は9者増加し、業務委託は1者減少。格付け7工種の市内A級業者数は土木38者、建築26者、舗装45者、管39者、電気26者、造園24者、とび土工93者。業務委託の市内A級は測量34者、補償関係コンサルタント35者。(6~9面に市内業者格付け、6面に業種別業者数)
市内業者の建設工事登録者(実数)は前回当初と変わらず452者。業務委託は117者で5者減少した。
建設工事の各工種の市内業者(延べ数)は土木162者、建築91者、舗装157者、管133者、電気92者、造園52者、とび土工196者。
電気通信32者、内装仕上げ28者、機械器具48者、鋼構造物8者、塗装57者。
大工2者、左官1者、石6者、屋根1者、タイル・れんが・ブロック2者、しゅんせつ2者、防水49者、熱絶縁1者、さく井6者、建具2者、水道施設16者、消防施設23者、清掃施設1者、解体104者。鉄筋、ガラス、板金の登録はなかった。
A級以外の市内業者数は土木がB36者、C42者、D46者。建築はB32者、C33者。
舗装はB55者、C57者。管はB39者、C55者。電気はB27者、C39者。造園はB28者。とび土工はB103者。
測量Bは25者、補償コンサルBは23者。格付けしていない市内の土木関係建設コンサルは61者、建築関係建設コンサルは37者、地質調査は22者。
等級を区分する総合点数の基準点は土木、建築、舗装の3工種を変更。土木はA、Bをそれぞれ10点引き上げ。建築はBを10点引き上げ、舗装はBを10点引き下げ業者数の適正化を図った。各等級に対応する発注標準金額は変更しない。
変更後の基準点数は土木がA990点以上、B850点以上、C740点以上。建築はA900点以上、B760点以上。舗装はA880点以上、B740点以上。
管はA940点以上、B770点以上。電気はA970点以上、B780点以上。造園はA780点以上。とび土工はA770点以上。測量はA210点以上。補償コンサルはA170点以上。
入札参加資格審査の主観点数の満点は建設工事210点、業務委託62点。市は建設工事、業務委託とも社会貢献度・地域貢献度については取り組み項目の数に応じて加点する。
社会・地域貢献度の項目は①障害者雇用②次世代育成支援対策推進法による行動計画、くるみん認定③女性活躍推進法による行動計画、えるぼし認定、きらり大賞④宇都宮まちづくり貢献企業⑤自治会加入⑥自治会活動協力⑦市健康づくり事業者⑧エコ通勤優良事業所。配点は6~8項目を満たせば30点、4~5項目で20点、2~3項目で10点、1項目で5点。
このほかの審査項目と配点上限は建設工事が①市工事成績評定100点②優良建設工事表彰36点③建設業労働災害防止協会加入12点④ISO9001取得12点⑤SBT認定8点、ISO14001取得8点、エコアクション21またはECOうつのみや21取得5点(上限8点)。
業務委託は①ISO9001取得10点②SBT認定10点、ISO14001取得10点、エコアクション21またはECOうつのみや21取得6点(上限10点)。
建設工事、業務委託とも災害対応の評価項目では「市消防団協力事業所表示証交付」「宇都宮自衛消防協会加入」「宇都宮危険物保安協会加入」「市災害時協力協定」(県との協力体制確保を含む)、「市防災協力事業所登録」のいずれかで12点を加点している。
今回の審査ではSBT認定やきらり大賞を評価対象に追加。優良工事は3年間で1件10点、最大3件を評価し、優秀賞を1件12点で評価した。
県内業者の登録者(実数)は建設工事161者、業務委託34者。県外業者は建設工事522者、業務委託325者。前回当初に比べ県内業者は建設工事が6者増、業務委託が1者減。県外業者は建設工事が3者増、業務委託が5者増。
入札参加資格審査申請の随時受け付けは1日から行っている。