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(社)埼玉県電業協会

埼電協新入社員研修に37人参加

2025/04/04 埼玉建設新聞

 埼玉県電業協会(積田優会長)の2025年度新入社員研修が2日、さいたま市内の埼玉建産連研修センターでスタートした。会員企業18社に入社した37人が参加して、きょう4日まで3日間にわたり行われる。

 同協会は一企業では難しい初期重点教育をサポートすることで、社会人として第一歩を踏み出す会員企業の新入社員教育を手助けしている。

 2日の開講式であいさつに立った同協会人材育成委員会の佐野雄一朗委員長は「われわれ建設業を取り巻く状況は人手不足で、特に現場で作業を行う人が減っている。われわれの仕事は現場に出て、知識やスキルによって各現場に合った施工でものを造る作業。その第一歩として、本日の研修で多くを学び、知識をつけて現場に出てほしい」と研修の意義を説明。続いて「37名の皆さんは、会社は異なるが同じ業界で働く仲間として、顔を合わせたりコミュニケーションをとって仕事の幅を広げてほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。

 研修は2日の初日にビジネスマナー講習、3日と4日の2日間は、労働安全衛生法に基づく雇入れ時の安全衛生教育というスケジュール。初日のビジネスマナーの基本と社会人意識について、中小企業診断士の橋本泉氏が講師を務め、学生と社会人の違いを再確認するとともに、社会人としての行動が体現できるよう、マナーやコミュニケーションを説明した。


写真=参加者全員で記念撮影

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