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茨城県大子町

大子町/広場側の発注準備/防災スクウェア 公園側は6月以降

2025/04/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 大子町がJR常陸大子駅近くに整備する「(仮称)まちなか防災スクウェア」のイメージパースが公表された。工事はイベント広場側と公園側の2工区を計画しており、4~5月にはイベント広場側の工事を公告する予定。仮契約後、6月議会の契約案件とする。公園側については、6月以降の工事発注を見込んでいる。2026年秋の供用開始を目指し、整備を進める。事業費には2カ年継続費12億3949万円を設定した。

 (仮称)まちなか防災スクウェアは、旧役場周辺への防災対応型観光交流施設整備と合わせ、まちなか(市街地)の交流場やにぎわいの創出に関わる拠点としてイベント広場や公園を整備するもの。

 イベント広場側(A約3200㎡)は、全天候型(開閉式)とし、ステージやトイレ棟、管理控え室棟、駐車場(9台うち1台は障害者用)などを設ける。水害が発生した時などのために、貯留機能も兼ね備えている。

 公園側(A約1000㎡)については、遊具の設置やスケボー広場も整備する。

 同施設の設計は、横須賀満夫建築設計事務所(水戸市)が担当。

 継続費の内訳は、25年度4億9316万円、26年度7億4633万円を設定している。

2カ年12億円を充て防災スクウェアを整備する

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