伊勢崎市は、庭球場(堤西町116)で照明改修工事を計画している。工事は5月ごろの発注に向けて準備を進めている。当初予算には、体育施設整備事業工事費4億8828万3000円を計上。うち、すでに公告済みのコート改修工事と今回発注する照明改修工事を合わせた工事費として3億7000万円を計上している。設計は都市設計(伊勢崎市)が作成した。
庭球場は華蔵寺公園内にあり、スタンドを挟んで南北に6面ずつ人工クレイコートが設置されている。改修は施設の老朽化に対応するために計画。屋外照明は12基あり、うち2基はスタンドに設置されている。残る10基はポールの上に照明がある形式となっている。
照明改修工事は、12基すべての照明LED化に加え、ポールの更新を予定。ポールの更新は現在の位置から後方へ移し、コートを広くすることで安全性を高めることが目的となっている。ポールのある照明10基のうち、ポール2本の照明が2基あることから、計12本のポールを更新する。
2025年度は照明改修工事のほかにコート改修も計画。コート改修は既に公告済みで、敷地造成工や舗装工などを内容としている。工事は議会案件として発注する方針。これまでに実施した改修工事としては23年度のスタンド兼管理棟への空調設置工事を三藤建設工業(伊勢崎市)、スタンド防水改修工事を瑞穂建設(伊勢崎市)が受注した。