埼玉県測量設計業協会の及川修会長、遠藤秀徳副会長、小山祥史副会長、間正良昭総務委員長、神山真一事務局長は9日、県の大野元裕知事を訪れ、埼玉県シラコバト長寿社会福祉基金へ20万円を寄付する目録を及川会長が大野知事に贈呈した。大野知事からは感謝状が及川会長に、記念品が遠藤副会長にそれぞれ手渡された。
贈呈式には、同協会顧問でもある田村琢実県議会議員、神尾髙善県議会議員、立石泰広県議会議員が同席した。協会では1991年から毎年寄付を行っており、ことしで34回目。今回で寄付総額は958万6012円となった。
贈呈式後の意見交換の中で、八潮市内の道路陥没事故が話題となり、協会側からは「現在協会員6社が現場に入っており、4月からさらに4社増え、測量に携わっている。主に地盤沈下の定点観測を毎日行っている。地盤沈下は住民の方が不安に思っている点でもあり、状況の把握をしっかりと行っていきたい」と述べた。
同基金は1977年に設立され、誰もが安心して暮らせる地域づくり、豊かで活力にあふれた長寿社会福祉づくりを目指し、ボランティア活動や地域住民による見守り活動、障がい者の生活サポート事業など、地域福祉を推進するために幅広く役立てられている。
写真=大野知事、及川会長を中心に関係者で記念撮影