鹿嶋市は、本年度の荒野台地区雨水管整備工事を2工区に分けて発注する予定だ。設計がまとまり次第、1工区目の一般競争入札を公告したい考え。事業費1億500万円を充て、計103mの整備を進めていく。荒野台東排水区では計画延長1660mのうち、2025年度末時点で延長1429・54m(約86・10%)が整備完了となる見込み。東排水区の整備完了後、西排水区に着手する。
雨水管布設工事(その1)では、市道0157号線の延長32mを対象に、ボックスカルバート(1500㎜×1500㎜)を布設。6月までに公告し、5カ月程度の工期で整備を進める計画。
雨水管布設工事(その2)に関しては、市道4023号線(はまなす通り)および市道4176号線の計71mが対象。HP管(φ1200㎜~1350㎜)を布設する。市道0157号線との交差点にはマンホールを設置。市道4176号線は狭あいであることから、全面通行止めとした上で施工する方針。当該路線では合わせて水道管の切り回しも行う。
現在、荒野台東排水区では、東調整池(貯水量1万1500立方m)の整備を進めている。根本工務店(鹿嶋市)が8月末をめどに法覆護岸工を行った後、10月末にかけて大地(鹿嶋市)が流入・流出渠などを整備していく。
25年度の整備予定延長は212m。年度末時点で計画延長1660mのうち、延長1429・54m(約86・10%)が整備完了となる見込み。26年度以降も順次雨水管の布設を進め、東排水区の完了を目指す。その後、西排水区において調整池築造および管渠布設を実施していく計画だ。