昭和町立図書館は冷房機器を更新する。受注生産で機器を調達し、年末の着工、年度内完成を目指す。また防犯カメラの更新も実施する予定で、２０２５年度当初予算に両工事併せて２１１７万２０００円を計上した。

　施設は昭和町役場（押越地内）のすぐ近くにある。ＲＣ造平屋建てで、建築面積は約８８２㎡。同図書館によると、冷房と暖房は別々の機器を使用しており、１９９０年の建設当時に設置されたもの。施設裏手に室外機が設置されている。35年たったことで最近は空調の効きが悪くなるなど、不具合が増えたという。

　新たな機器は受注生産で、５～６月の入札で発注したい考え。製作に半年ほど掛かるとみており、更新工事の着工は年末ごろになる見通し。年度内の完了を予定している。

　防犯カメラは館内のほか屋外に付いているが、今回は館内の４台のみ更新する。発注時期は今後詰めるとしており、随意契約とする可能性があるという。