県峡南建設事務所は、芦川河川工事を進める。芦川橋下流側の上下部工に伴う前後の道路改良と上流側に備わる仮設歩道橋の撤去が主となる。工事は総合評価方式の一般競争入札とし、６月末までの契約を目指して発注する見通し。

　市川三郷町市川大門地内を流れる芦川を対象に、河道拡幅と芦川橋の改修工事を進めるもの。

　進捗状況として、新しい芦川橋の架け替えを上流側と下流側に分けて行い、上流側の架け替え工事は既に完了済み。現在は、同橋の下流側において上下部工を進めており、８月末までの完了を予定している。

　今回発注する工事では、下流側で進めた橋梁の前後部分を取り付けるための道路改良工事を進める。これに併せて、新しい橋の上流側に備わる仮設歩道橋の撤去工事を行う。

　このうちの道路改良工事では、擁壁工事や水路の側溝のほか、舗装工事や路側線を引く工事などを予定している。

　設計業務については、道路改良部分を新都市設計、橋梁部分は長大が担当して策定した。成果品は既に納品済みとなっている。

　工期は約13カ月間を見込んでいる。一部債務案件で行い、完了は２０２６年度の初めごろを目指す。

【写真＝現場では橋の架け替え工事が進む】