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茨城県住宅課

桜川西108号棟建て替え/25年度事業計画

2025/05/14 日本工業経済新聞(茨城版)

 県住宅課は、本年度の県営住宅の維持修繕事業として桜川西アパート108号棟の建て替え工事に着手するほか、小野崎アパートなど10団地、341戸で外壁や防水改修工事などの長寿命化を進める。


 本年度から2026年度にかけて行われる桜川西アパート108号棟の建て替えには、本年度当初予算で26年度の債務負担行為として5億5100万円を設定している。RC造4階建て、20戸を計画し、設計は、隣接する107号棟とともに早川建築事務所(水戸市)が担当。  

 発注時期については現在のところ未定だが、昨年度に発注された107号棟については▽建築▽電気▽給排水設備▽ガス設備―の4分離で発注された。

 桜川西アパートでは、長年の使用による老朽化や設備の陳腐化などから、1968~69年に建設された15棟、157戸を10棟160戸に建え替える計画。これまでに101~106号棟の新築が完了している。

 また、長寿命化事業では、▽小野崎(つくば市)▽ひたちなか(ひたちなか市)▽北竜台(龍ケ崎市)▽双葉台(水戸市)▽桜ヶ丘(水戸市)▽見和(水戸市)▽牛堀(潮来市)▽石下(常総市)▽百合ヶ丘(水戸市)▽関本(北茨城市)―の10団地で、外壁や屋上防水改修工事などを行う。

 このうち、小野崎アパート6号棟(RC造3階建て、延べ床面積1107・21㎡)、ひたちなかアパート7号棟(RC造4階建て、延べ床面積1443・4㎡)、北竜台アパート5号棟(PC造3階建て、延べ床面積869・6㎡)、双葉台アパート13号棟(PC造3階建て、延べ床面積1605・03㎡、戸)、桜ヶ丘アパート9号棟(RC造3階建て、延べ床面積934・12㎡)、見和アパート13号棟(RC造3階建て、延べ床面積1038㎡)については、7月~9月に一般競争入札を行う見通し。工期には小野崎、ひたちなか、北竜台、桜ヶ丘が約6カ月、双葉台と見和には約5カ月を予定している。

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