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茨城県ひたちなか市

10カ年リースに4.5億円/体育6施設をLED化

2025/05/20 日本工業経済新聞(茨城版)

 ひたちなか市は、体育施設6施設の照明LED化を進めていく。事業方式にはメンテナンスリース方式を採用し、2026~35年度までの10年間を期間とする。市ではこのほど、現地調査の実施や計画、施工、維持管理を行う民間事業者を募るため、公募型プロポーザルを公告。7月下旬にも事業者を選定し、8月の契約締結後から工事に取り掛かる見通し。提案上限額は4億5255万円。

 対象となる体育施設は、▽総合運動公園陸上競技場(新光町49)▽総合運動公園市民球場(同)▽総合運動公園レクレーション広場(同)▽石川運動ひろば(石川町10)▽石川運動ひろばテニスコート(石川町24-3)▽松戸体育館(松戸町2-6-1)-の6施設。

 設置するLED照明機器は、新品で国内に本社を有し、公共施設において設置実績のある製造メーカー製のものとする。

 LEDランプの選定にあたっては、JLMA301およびガイド301に準拠。JLMA301の規定のない20W形および110形の選定にあたっても原則としてJLMA301の内容を踏襲する。設置にはガイド301に準拠する。

 演色性、色温度、照射角度、全光束は既存照明機器と同等以上を基本とする。市民球場については、プロ野球の開催に適した照度要件を十分に確保することとし、バッテリー間2500ルクス以上、内野2000ルクス以上、外野1500ルクス以上(1万5000時間点灯後)を確保するように設計する。

 松戸体育館駐車場では、夜間の事故予防、安全確保のため、ポールを含めてLED照明機器を新設する。

 事業者選定に係るプロポーザルは、6月6日まで参加表明書・資格確認書類を受け付け、24日までに提案書の提出を求める。7月末ごろに審査結果通知よび優先交渉権者との協議を行い、契約締結予定日の8月8日以降に工事に取り掛かる。

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