所沢市は新所沢東公民館増築工事について、今月中に入札を執行する予定で作業を進めている。既に設計作業や建築確認申請の提出は終えており、契約を結んだ後、早ければ連休明けから工事に入る。当初予算では、工事費1億円、監理委託料291万円、土地借料171万9000円を計上した。
新所沢東公民館は、美原町1-2922-1に位置。昭和52年に建設した。市役所出張所を併設し、講堂、和室2、学習室3、調理室などを配置する。2階建てで、延べ床面積723・89㎡、建築面積505・16」㎡の規模。
増築規模はRC造平屋、延べ272・81㎡。10月31日までの工期を設定している。
増築については、以前より地元要望があった。具体的には、市内に12の公民館があり、平均して2000から3000㎡の延べ床面積があるのに対して、新所沢東公民館は3分の1程度の規模しかなく、使い勝手が良くないとの指摘が多かった。
また増築にあたっては、小手指、三ケ島、柳瀬などの公民館のように、地区体育館を併設しないことになった。これは市民体育館が近隣にあるため。
設計業務は、見沢工務所(所沢市、電話04-2993-2171)が担当した。