国土交通省は、災害発生時に備えて事前にモデル的取り組みを実施する『地域グループ』(広域モデル策定型)の第1回公募の結果、91グループを採択した。
広域モデル策定型事業は、エリア内で連携を図る地域の住宅生産事業者によるグループを支援するもの。災害発生時に備えた木造応急仮設住宅の設計図作成、整備体制構築の事前検討、災害発生時に必要な建築技能習得のための研修・訓練など、地方公共団体と締結する災害協定に応じたモデル的取り組みを支援する。
広域モデル策定型の第2回公募は6月以降に行う。また地域モデル実装型の第1回公募も6月以降に開始する。地域モデル実装型は、広域モデル策定型の成果を踏まえた木造応急仮設住宅、復興住宅のモデル的整備を行う。
第1回公募で広域モデル策定型に採択された地域グループ(関東甲信越)は次の通り。
◇茨城県▽茨城県建築連合会▽関東モバイル建築グループ
◇栃木県▽とち木をつなぐ家づくりの会
◇群馬県▽利根沼田テクノアカデミー
◇埼玉県▽埼玉木造建築協会
◇千葉県▽ちば木造建築ネットワーク▽千葉土建一般労働組合
◇東京都▽大工志塾(東京教室)▽東京ビルダーズネットワーク▽全建総連東京都連合会▽東京大工塾
◇神奈川県▽大工志塾(神奈川教室)▽神奈川県建設労働組合連合会▽神奈川県木造住宅協会
◇山梨県▽山梨住宅ナビ▽山梨県木造住宅協会
◇長野県▽大工志塾(長野教室)▽信州木造住宅協会
◇新潟県▽大工志塾(新潟教室)▽にいがた木造建築協会▽全国中小建築工匠連合会