つくばみらい市は、福岡地内で計画している米流通拠点の用地購入費6818万円を、一般会計補正予算案(第2号)に計上した。整備スケジュールとしては、7月をめどに設計業務に係る公募型プロポーザルを実施。年度内に設計をまとめ、2026年度に工事、27年度に供用開始となる見込み。事業手法は公設民営を想定している。
建設地が、福岡地内の敷地面積約5000㎡。都市計画道路3・2・16東楢戸台線(都市軸道路)沿い、福岡工業団地の反対側に位置する。施設規模は平屋建て(一部2階建て)、延べ床面積2000㎡程度となる見通し。導入機能として、保管機能(960t)や精米機能(2400t/年)、加工・集荷・出荷スペースなどを整備する計画。
今後は委託費2772万を投じ、7月をめどに設計業務に係る公募型プロポーザルを実施。25年度内に設計をまとめる。26年度に工事を行い、27年度の供用開始を目指す。運営手法に関しては、民間事業者へ業務委託する想定だ。
同拠点は、需要に適切に対応できる米の確保や米農家の所得向上、販路拡大を目的に整備するもの。
補正額は5億2212万円とし、累計総額321億4880万5000円。