県館林土木事務所は国道354号(東毛広域幹線道路)の舗装補修工事を計画しており、近く7件を条件付き一般競争入札で公告する。
対象区間は太田市龍舞町の龍舞跨線橋付近から館林市富士原町地内となり、FWD調査結果などにより舗装の損傷などが生じている箇所で補修を進める。
うち、舗装の損傷が特に激しい7カ所、総延長約1500m、総面積約1万3500㎡の工事を見込んでいる。
工事概要としては路面切削工を行い、表層、中間層、基層および路上路盤再生工を実施する。大型車両の増加に対応するため、耐久性のある特殊アスファルトにより舗装の長寿命化を図るとしている。工事は補助公共社会資本総合整備(防災・安全)(国道舗装)5カ年加速化事業として行うものとなる。
東毛広域幹線道路は2016年に高崎駅東口~館林インターチェンジまでの間で全線4車線化された、幅員25~30mの国道。物流の効率化が進み、大型車両などが多く往来することから舗装の損傷などが生じており、地域住民や事業者らから改善の要望などが出ていることを受けて補修を進めていく。
なお、板倉町板倉地内で行う国道354号舗装補修工事については公告されており、18日が開札日となる。
また、本年度は県太田土木管内においても国道354号舗装補修工事の発注を計画している。現在は、施工箇所の選定など調査を進めているところ。