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群馬県前橋市

前橋市が駒寄スマートIC 産業団地で工事計画

2025/06/05 群馬建設新聞


前橋市は池端町などで進めている駒寄スマートIC産業団地整備事業について、区画道路の工事3件の発注を計画している。内訳は8月に1件、第4四半期に2件となり、いずれも一般競争入札で公告する。工事は2カ年で推進する。2026年度以降も区画道路2路線の工事が残っており、順次整備を進めていくこととなる。

同団地は、北に午王頭川、南を県道南新井前橋線、東が関越道駒寄スマートICに接している20・9haで造成を計画。分譲面積については、約16haを想定している。都市計画決定では、調整池2池と区画道路7路線および特殊道路1路線合わせて延長約2810m、公園約0・7haの整備を計画している。これまでに調整池2池の築造工事や区画道路の一部で工事を発注した。

これから工事を発注するのは、区画道路Bの延長約250mと区画道路Cの延長約100m、区画道路Gと特殊道路を合わせて延長約230mとなる。

区画道路Bは敷地南東部を東西に走る路線で、幅員4m程度の既存道路があることから8mへ拡幅する。8月ごろの公告を見込んでおり、工事は全線となる約250m区間が対象となる。

第4四半期に公告を計画している区画道路Cは敷地中央を南北に整備する路線。現在施工中の区間から南へ延長約100mが対象で、新設を中心に幅員約13mで整備する。

区画道路Gは北側を流れる午王頭川沿いを通る路線。幅員8mで整備を進めている。特殊道路は幅員4mで駒寄スマートIC周辺を通る路線として新設する。2路線を一括して第4四半期の公告を予定している。区画道路Gは約130m、特殊道路は約100m区間を対象としてそれぞれ工事を行う。

来年度以降に工事が残っているのは敷地西側を南北に新設する区画道路Fと東西に走る区画道路D。それぞれ、区画道路Fが幅員9m、延長400m。区画道路Dは幅員8m、延長400mとなる。

企業誘致に関しては、現在誘致に向けた準備を進めている段階。開始時期は社会情勢を見ながら判断したい考え。

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