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茨城県取手市

取手市6月補正/駅前トイレ設置に8900万/小文間小は活用計画策定

2025/06/06 日本工業経済新聞(茨城版)

 取手市は、一般会計補正予算案(第3号)に取手駅前公衆トイレ設置工事費8900万円を編成した。西口公衆トイレの内部解体工事には500万円を計上。2026年度の供用開始を目指し、整備を進めていく。その他、旧小文間小学校の利活用計画策定支援業務委託費567万6000円などを盛り込んだ。

 公衆トイレの設置場所が、取手駅(中央町2-5)東西連絡地下通路内、東口の駅前交番に隣接するテナント跡地となる。トイレは男・女・多目的用とし、床面積については100㎡程度を想定。工事費8900万円、監理費385万円を充当。議決後速やかに設置工事に係る一般競争入札を公告し、年度内の完成を目指して施工を進めていきたい考え。実施設計をつくば建築設計事務所(龍ケ崎市)がまとめた。

 また、取手駅西口公衆トイレ内部解体工事費500万円を充て、老朽化した既存公衆トイレを解体する。建物は延べ床面積40㎡、1988年度築。

 公有用地利活用計画策定支援業務委託費としては567万6000円を措置。業務は指名競争入札で委託し、年度内をめどに利活用計画をまとめたい考え。2017年度に策定した小文間小学校跡地に関する利活用計画(検討案)に基づき、取り組みの具体化を図っていく。

 その他主なものとして、公民館内LAN配線工事費91万8000円、緑地整備工事費162万8000円など。歳入歳出予算に1億9142万7000円を加え、可決後の累計総額を511億8391万4000円とする。

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