藤岡市はみかぼみらい館（藤岡２７２８）で空調設備改修工事を計画しており、７月ごろに工事発注を行う。発注方法は検討中。工事費は当初予算分で６８８０万円を計上しており、２０２６年度までを期限とした債務負担行為１億１０００万円を設定しているため、総額１億７８８０万円を充て工事を実施する。

空調改修は吸収式冷温水発生機１基やポンプの更新および配管、撤去工事等を予定している。工期は10カ月を見込む。更新する空調設備は大ホールの地下に設置されている。不具合が生じると、その都度修繕を行っていた。また、設置から30年が経過することやメーカーの耐用年数を超えていることから更新を計画した。空調設備改修工事に向けた設計は神山設計（前橋市）が手掛けた。

同施設は１９９４年の建設で、大ホール、小ホールなどからなる本館をはじめ、ギャラリー研修棟とプラネタリウムの３施設で構成している。

各施設の構造規模は◇本館＝ＲＣ造一部Ｓ造４階建て、延べ床面積７５１９㎡◇ギャラリー研修棟＝ＲＣ造２階建て、延べ床面積１２４９㎡◇プラネタリウム＝ＲＣ造２階建て、延べ床面積７６３㎡－。大ホール棟の収容人数規模は１１００人、小ホール棟は４０６人の収容人数規模となっている。

なお、実施計画において、２０２６年度および27年度は大ホールにある舞台照明のＬＥＤ化工事を予定している。事業費についてはそれぞれ６９５３万９０００円を位置付けている。