建設業労働災害防止協会(建災防、今井雅則会長)は11日、都内の品川プリンスホテルアネックスタワーで第169回常任理事会・第156回理事会・第63回総代会を開催した。2025年度事業計画案や収支予算案など第1~5号議案を全て原案通りに承認。本年度も、墜落・転落災害をはじめとする重篤度の高い労働災害を撲滅するための重点事項の推進など、各種活動に積極的に取り組んでいく。
開会にあたり今井会長は「建設業が憧れの産業として、今後も安定的に発展し、社会に貢献していくためにも、建設工事に従事する全ての方々が安全で安心して働くことのできる魅力ある職場づくりは非常に重要」とあいさつ。
その上で「第9次建設業労働災害防止5か年計画の目標達成に向けて、墜落・転落災害をはじめとする重篤度の高い労働災害を撲滅するための重点事項の推進や、リスクアセスメントの着実な実施、建設業労働安全衛生システム(コスモス)の導入促進など各種活動に積極的に取り組み、皆さまとともにより一層労働災害の減少に寄与していきたい」と引き続いての協力を求めた。
主な役員の追認では、文挾誠一副会長、馬淵圭雄副会長、福田勝之理事、首藤和彦理事を承認した。