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群馬県前橋市

前橋市が広瀬川河畔緑地で工事年内公告

2025/06/14 群馬建設新聞


前橋市は千代田町で進めている広瀬川河畔緑地の再整備事業で、2025年度は道路の高質化工事を計画している。工事は年内の公告を目指す。現在は設計をオウギ工設(前橋市)が作成しているところで、25年度の施工内容については設計内容を精査してから判断することとなる。

同事業は前橋市アーバンデザインのモデルプロジェクトに基づいて計画。広瀬川を活かした魅力的な都市空間の創造と中心市街地における賑わいの創出を目的として、広瀬川河畔の無電柱化や歩道などの高質化を実施している。

現在は国道17号の厩橋から下流、比刀根橋を過ぎて交水堰周辺までの右岸側延長約280mを交水堰エリアとして事業を進めている。同区間では24年度に発注した無電柱化工事が行われているところ。

本年度発注する工事からは歩道や車道部のレンガ舗装や照明、休憩施設の設置、植栽などの高質化工事を実施することとなる。工事は複数年に分けて実施する方針としている。

これまでに1期目として、主要地方道前橋大間々桐生線の諏訪橋を起点に上流側を文学館エリア、下流側を太陽の鐘エリアとして事業を実施した。現在進めている交水堰エリアでの工事が完了すると、国道17号から下流側へ進み、主要地方道前橋赤城線と接続するまでの区間全てが完了となる。

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