建設業振興基金が事務局を務める『建設業バックオフィス業務のDXに関する勉強会』が、報告書を作成した。建設現場以外の調達・人事・経理・総務などの部門におけるDX化への支援策をまとめている。
報告書では、根強く残る紙文化、デジタルに対する不十分な取り組みなどの現状を踏まえ、様式統一化や情報共有システム導入の遅れ、アナログ手法による管理などの課題を抽出した。
支援策としては、公的機関による支援についてデジタル化への対応が困難な建設企業に対する多面的な支援、様式統一化、電子申請促進を提示。同基金の支援では、CI―NET普及促進、CCUSデータの多方面活用、企業グループへのデジタル化対応の資金・人材支援などを掲げた。
報告書は同基金HPからダウンロードできる。