県渋川土木事務所は、榛東村新井地内で進めている県道南新井前橋線4期工区バイパス整備事業で、道路改良工事3件を6月下旬に発注する。主要地方道高崎安中渋川線との交差点西側付近で行う分割10号と、榛東村役場(榛東村新井790-1)前付近で行う分割11号、県道新井下室田線との交差点付近で行う分割18号の発注を想定。分割10号は指名競争入札、ほか2件が一般競争入札となる。
分割10号は、施工延長40mで、土工をボリューム648・4立方m、車道舗装工を面積397・7㎡、歩道舗装工を面積155・7㎡、排水路工を延長75mで施工する。また、取付村道工一式についても行う。
分割11号は施工延長124・5mで実施する。施工内容は土工2000・3立方m、補強土壁工を延長306・5㎡、L型擁壁工を延長33・6m、車道舗装工を面積1106㎡、歩道舗装工を面積600・3㎡、排水路工を延長218・3mとなっている。
分割18号は、施工延長185・6m。県道新井下室田交差点の改良工として、土工をボリューム2437・3立方m、車道舗装工を面積1909㎡、歩道舗装工を面積204・3㎡、排水路工を延長197・1mで整備する。設計は3件とも技研コンサル(前橋市)が担当した。
同4期工区の全体計画延長は主要地方道高崎渋川線バイパス雛子交差点から榛東村役場西交差点までの2550m。24年度末時点で7割程度改良工事に着手済みとなっており、26年度の事業完了を目指している。