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【日合協】常温合材活用を/働き方改革の一環で

2025/06/19 本社配信

 日本アスファルト合材協会(今泉保彦会長)は、東京アスファルト合材協会が掲げる合材工場の土日完全閉所を支援するため、常温合材の積極的な活用を推奨している。加熱合材の品質規格を上回る製品も流通する中、ポットホールの穴埋めなどといったイメージを払拭するため、各会員工場に対して、土日の施工業者へ常温合材の活用を積極的にアピールをするよう求めていく。

 常温合材は、昨今品質の向上が著しい。重交通対応・全天候型常温合材は車道の舗装も可能で、すでに加熱合材の品質規格を上回る製品も流通している。

 性能試験の結果では、常温ホイールラッキング試験(耐流動性)、一軸圧縮試験(圧縮強度)、簡易ポットホール走行試験(耐摩耗性、耐水性)において、東京都建設局土木材料仕様書の品質規格に適合している製品もある。

 東京地区の合材工場は、働き方改革の一環で、土日の閉所推進に取り組んでいるものの、休日施工のニーズが依然としてある。このため、少量の合材出荷依頼に対し、土日に工場を稼働させることが、職員の休暇取得の妨げになっている状況。

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