藤岡市は中栗須地内で計画する市道111号線の歩道整備工事に本年度から着手する。2025~29年度の5カ年で工事を計画しており、8月ごろに初弾工を発注する。発注方式は検討中としている。工事費は当初予算で、7800万円を計上している。
整備を計画するのは主要地方道藤岡大胡線の中栗須藤岡境交差点から西進し、セコム藤岡営業所(藤岡1008-7)の西側にある主要地方道寺尾藤岡線との交差点までを結ぶ720m区間。現道幅員は約9mで、両側にマウントアップの歩道が設置されている。北側に設置されている歩道は路肩として使用し、南側の歩道についてはセミフラットに改良することで、バリアフリー化を図り、小学生や中学生、高校生など通行者の安全確保および利便性の向上を目指す。
今回発注の延長は144mで予定しており、施工箇所は中栗須藤岡境交差点側からとなる。しののめ信用金庫藤岡営業部(藤岡922-4)などが位置している箇所から歩道の整備を進める。工期は7カ月を見込んでいる。測量設計業務については技研コンサル(前橋市)が手掛けた。
25~27年度の3カ年実施計画にはそれぞれ7800万円を位置付けている。現段階では今回発注と同様に延長150m程度で進めていくと5カ年で完了するスケジュールで、同規模の事業費となりそう。