成田市は23日、「久住地域スポーツ施設等整備基本計画策定支援業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。委託期間は、契約締結日の翌日から2026年3月31日まで。提案金額の上限は1501万5000円。野球場、サッカー場、駐車場などの整備を想定しているほか、アーバンスポーツ(ボルダリング、BMX、スラックライン、パルクール、スケートボード、3人制バスケットボールなど)など新たなスポーツ、成田国際空港周辺における展望施設、多目的に使用できる芝生広場などに対するニーズを分析する。
整備計画地は、小泉1131。市街化調整区域に位置している。整備計画の全体面積はおおむね10ha。うち、施設整備の範囲はおおむね5ha。
業務では「騒音地域における環境整備調査報告書」で打ち出した久住地域の地域振興メニューを踏まえ、市内外からの来訪を促進するスポーツを中心とした施設の整備に向け、基本計画を策定する。
業務内容は、スポーツ施設などの整備に関する現状とニーズの分析、計画地の現況調査、施設整備方針の検討、施設の基本配置と仕様の作成、概算事業費・維持管理費の算出と整備スケジュールの立案、整備・運営管理方法などの検討、基本計画の策定、合意形成支援など。
概算事業費・概算維持管理費の中間報告書、計画案平面図、現場調査報告書は10月31日までの成果品提出を求めている。
プロポーザルの参加資格要件は、市の入札参加資格者名簿の「測量」部門に登載され、建設コンサルタント登録規程による「都市計画及び地方計画部門」の登録を行っており、15年4月1日以降に官公庁が発注した公園またはスポーツ施設の整備計画策定支援と同種業務について、元請けとして完了した実績を有することなど。
今後は、27日に質問書の提出を締め切り、7月4日に回答。11日まで参加申請、18日まで企画提案書の提出を受け付け、25日の選定審査委員会におけるプレゼンテーションを経て、同月下旬に選定結果などを通知する。
優先交渉権者との協議が調わない場合、次点者から順に契約交渉を行う。