水戸市は、施工中の内原保育所隣接地に(仮称)内原幼稚園を建設する。市初の幼保共用化に向けて、平成18年度の単年度事業で施設完成を目指す計画で、現在、市では用地買収作業を進めている。今月下旬にも用地の目途が立ち次第、実施設計に着手し、本体工事には9月下旬か10月上旬にも着工したい考え。工期には約半年をかけ、来年3月中旬の完成を目指す。総事業費は、1億5230万円。
内原幼稚園は、国の幼稚園及び保育所の共用化指針を踏まえ、市初の試みとして幼保一元化を目指し、昨年度から施工を進めている内原保育所(内原町720-1地内)の隣接地に建設を計画しているもの。敷地面積は、約1100㎡。
市では現在、用地買収作業を進めており、今月下旬にも契約までこぎ着けたい考え。
施設規模は、平家建てで、施設内部に保育室4室と多目的室1室を配置する計画。
具体的な施設の詳細については、5月下旬にも委託する実施設計の中で検討する。
履行期間は約3カ月間。
続いて、本体工事には、9月下旬か10月上旬にも一般競争入札を行い、着工。
工期は約6カ月で、来年3月中旬の施設完成、同4月からの開園を目指す。
なお、総事業費は、市の今年度当初予算で実施設計・用地測量など委託費に420万円、主体工事費に1億1250万円、附帯工事費に400万円、用地・補償費に3636万3000円を計上している。
一方、昨年度から着工した内原保育所の移転増改築工事は、建築をコスモ・飯島JV、電気設備をセンター電機(株)、機械(給排水)設備を柴沼金物店の施工で現在、工事中。
建設場所の内原町720-1地内の敷地面積3267㎡に、施設規模としてW造平家建て延床面積673・46㎡、建築面積713・66㎡で建設を進めている。
工期には約7か月間をかけて、今年8月上旬ごろの完成を予定している。
















