中小企業庁が『100億宣言』の企業311社について、17日に初回公表した。このうち建設業は全国で38社。同宣言は、売上高100億円の目標に向けて挑戦する企業を補助金や税制で応援するプロジェクト。宣言企業は特設WEBサイト『100億企業成長ポータル』で紹介されている。

　『100億宣言』は、5月8日に申請を開始した。6月9日時点で1500件の申請があり、このうち事務局確認完了分の311社が公表となった。そのほかの申請分についても確認完了後に順次公表される。

　特設WEBサイトでは、地域別や業種別で宣言企業を確認できる。各企業のページでは、売上高100億円実現に向けた目標や課題、実施体制、経営者メッセージ、企業概要などを紹介している。

　同庁では今後、宣言企業の経営者によるネットワークの場として、秋ごろにシンポジウムの開催を予定。また定期的な経営者ネットワークイベントも計画している。

　『100億宣言』公表企業のうち、関東甲信越地区の建設業は次の通り。

▽ビルドアート（神奈川県、総合工事業）▽ミタカ（新潟県、設備工事業）▽サン・エンジニアリング（群馬県、設備工事業）▽エイチシー（埼玉県、職別工事業・設備工事業を除く）▽トッププランニング（東京都、総合工事業）