建設業振興基金は能力評価申請手数料について、8月1日から2026年3月31日までの申請分を全額支援する。申請時に建設技能者能力評価制度推進協議会へ支払う手数料を基金が負担するもの。基金では「これを機にぜひ申請してほしい」と呼びかけている。
現在、建設技能者数約162万人のうち、レベル取得者は11万5000人の約7%。基金ではこれを増やすべく、キャンペーン的に今回の時限的支援サービスを行うこととした。申請手数料4000円(技能者新規登録との同時申込の場合は3000円)を実質無料化することで、能力評価申請の加速化を図る。
対象は能力評価の申請を行うCCUS登録技能者(詳細型登録)で、期間中は複数回の申請も可。ただし簡易型から詳細型への移行手数料2500円は対象外となる。
能力評価申請は、従来通り能力評価実施団体へ行う。これまで必要だった手数料支払証明書の添付は不要。ただし同時申請の場合はシステムの関係上、画像を添付しなければ次の操作ができないため、添付用『全額支援』の画像を基金HPに掲載する。
今回の時限的全額支援については基金HPで案内するほか、能力評価実施団体HPおよび会報、CCUSメールマガジン、CCUSアプリ『建キャリ』通知などで紹介する。