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ゆとりある現場へ 笛吹建協が安全大会

2025/07/01 山梨建設新聞

 笛吹建設業協会(飯塚潤会長)は23日、笛吹建設会館で建設労働災害防止大会を開いた。協会員のほか来賓として甲府労働基準監督署の太田良雅美署長、笛吹警察署の遠藤紀明署長、笛吹市建設部の島村秀忠部長、建設業労働災害防止協会・山梨県支部の飯野敏事務局長らが出席。夏本番を前に労働災害撲滅へ向け意識を新たにした。

 冒頭あいさつで飯塚会長は公共工事における週休2日制について、「一定の環境に安定しつつある」とするも、「われわれ企業からすると少し現場が窮屈。週休2日や残業時間の上限規制、熱中症対策、どれをとっても時間が制約される方向に進んでいる」と、各種労働時間の規制による現場への影響を懸念した。ただそうした規制を踏まえ「ゆとりのある現場、ゆとりのある職場を目指すことには何の疑いもない」と、労働災害撲滅に最優先に取り組む姿勢を強調した。

 大会では同協会青年部の風間光陽さんが安全の誓いを行い、「一人ひとりが安全衛生意識の向上を図り、安心で安全な魅力ある職場環境を実現することを誓う」と、安全な職場環境構築に取り組むことを宣言した。またオレンジ隊の厚芝莉沙さん、久保田佳奈さんも駆け付け、熱中症への注意を呼び掛けた。

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