県藤岡森林事務所は、藤岡市三波川（月吉）地内に整備する谷止工２基の新設工事を７月下旬に一般競争入札で公告する。工事期間は７カ月を見込む。

全体計画では、桜山公園南側を流れる三波川の支流に谷止工を６基（№２～№７）新設する予定。２０２２年度に工事へ着手し、25年度の工事完了を予定する。これまでに№４～№７谷止工が発注されている。

25年度は、全土圧型で整備する№２谷止工と№３谷止工の新設工事に着手する。№２谷止工は堤長18・５ｍ、堤高６・５ｍ、コンクリートボリューム２０６・９立方ｍ、掘削土量は３５８・９立方ｍ、埋戻し量は１４３・６立方ｍ。

№３谷止工は堤長22・５ｍ、堤高７・０ｍ、コンクリートボリューム２６９・５立方ｍ、掘削土量は３４６・６立方ｍ、埋戻し量は１３８・６立方ｍとなる。

測量設計は群馬県森林組合連合会（前橋市）が手掛けた。

なお、24年度はコンクリートボリューム４９８・８立方ｍとなる、№４および№５の谷止工２基を含んだ工事を田畑建設（藤岡市）が受注し手掛けた。

№６は23年度に２０３・６立方ｍの規模で完成した。№７については４５２・３立方ｍのコンクリートボリュームとなり、22年度に施工が完了している。

なお、23年度、22年度の工事もともに田畑建設が手掛けた。