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群馬県みなかみ町

見晴荘に2者応募/指定管理者制度

2006/05/13 群馬建設新聞

 みなかみ町は9月より公の施設の管理を民間事業者などの団体が行うことができる指定管理者制度を導入する。公募の結果、大峰山国有林内にある大峰休養施設見晴荘(同町藤原6000)へ2者の応募があったことを明らかにした。

 今後、町で組織する「公の施設指定管理者選定委員会」において書類審査及び面接審査を行い、結果を踏まえ町長が指定管理者の候補を選定。6月の定例議会の議決を経て決定する方針。指定期間は18年9月1日から20年3月31日まで。

 一方、同時に公募を行った町営国民休養施設(同町藤原6000)については、応募がなかったため、所管課である観光商工課では「当面の間、直営で運営していく予定」との見解を示している。

 大峰休養施設(見晴荘)は、青少年を始め、町民の研修と保健、休養の場として活用することを目的に設置されたもので、敷地面積は約1200㎡。構造は、S造平屋建て(一部2階)で、建築面積は511㎡となっている。内部には、6人部屋3室、8人部屋5室、12人部屋1室がレイアウトされ、研修室や食堂、売店、ホール、男女別の浴室などが完備されている。

 一方の町営国民休養施設は、スポーツ施設の利用による観光客の誘致の促進、地域住民の健康を図るために設置された。設備としてバスケットコート1面分の体育館や柔剣道場やサーキット室のあるトレーニング棟、多目的芝広場、全天候型テニスコート1面が整っている。そのほかにも事務室、トイレ、更衣室、娯楽室などが配置されている。



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