ゴール裏に開閉式屋根を――。浦和レッズの犬飼社長が埼玉スタジアム2002に屋根を設置するよう近く上田知事に提案説明と予算計上することなどの交渉を行う予定があることが分かった。
犬飼社長の提案は、両ゴール裏の客席には屋根がなく、客席の真上にかかるよう屋根を新設しようとするもの。屋根があることによって、最も熱心かつ熱狂的サポーターが陣取るゴール裏で声が反射し選手を盛り上げ、敵チームにはプレッシャーを与えることが可能になる。
屋根は試合の時にだけ張り出し、通常時にはピッチの育成のために閉じるようにする「せり上がり式」「開閉式」などとすることを盛り込んでいる。
担当課によると、17年度に浦和レッズ側がA3程度の大きさの提案書を届けていたとのこと。その提案理由や内容などについて、上田知事へ説明する機会が日程は未定としておりながらも予定があるもよう。いずれにしても19年度に屋根新設工事費を県側が盛り込むかどうか注目される。