桐生市は、新里総合グラウンド(新里町新川3069)駐車場トイレの建て替え工事を、早ければ8月にも公告する。3分離での入札を計画しており、建築主体工事を条件付き一般競争入札、電気設備工事および機械設備工事はそれぞれ指名競争入札により発注する。当初予算では、工事費9182万8000円を計上した。
同グラウンドの南駐車場および北駐車場に設置されている公衆トイレ2基は、設置から30年ほどが経過。老朽化しているために建て替えを計画した。同トイレでは漏水などが生じており、毎年のように維持修繕が必要な状況となっている。誰もが利用しやすく明るくきれいな施設となるようトイレを新築する。
公告する建築主体工事では、南側駐車場敷地へ新たに公衆トイレを新築し、その後に2基のトイレを解体して除却する。併せて、駐車場が砂利敷きとなっているために、建物周辺をアスファルト舗装する。新トイレはW造平屋、床面積48㎡程度の規模。男性用と女性用および多目的トイレをそれぞれ設置する。ベビーシートを設置し、入口はバリアフリーに対応した形で整備する。併せて、給排水設備の接続工事と電気設備の設置工事をそれぞれ行う。
既設のトイレはW造、新トイレよりも小規模となり、男女トイレブースが設置されている。建物および浄化槽などを解体し、撤去する。