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ケアサプライシステムズで2施設で建設

2025/07/18 群馬建設新聞


【高崎】ケアサプライシステムズ(高崎市、駒井将人代表取締役社長)は特定施設入居者生活介護施設およびグループホームの新築を計画していることを示した。特定施設入居者生活介護施設は本年度に農地転用の除外申請などの手続きを進め、2027年度上期に造成工事を発注し、27年度の夏ごろにも随意契約により工事を委託する予定となる。グループホームは本年度11月ごろの指名競争入札での発注を想定する。

特定施設入居者生活介護施設は矢中町679-1ほかに建設する。アピタ高崎店と高崎市立矢中中学校の間に位置する農地。小児科あさひクリニック(矢中町680-1)に隣接する土地となり、敷地面積は約1076㎡。現段階で施設はS造2階建て、延べ床面積3020・9㎡を見込んでおり、70床規模となる。

施設は高級感を持たせる方針とし、1階と2階ともにVIP部屋を設置する方針。設計業者は選定済みだが、現段階では明らかにしていない。今後、各諸室などの建物の詳細を詰めていく。完成は農地転用の手続きなどにより左右されるが、現段階では28年9月ごろを想定し、開所は10月か11月となる見通しとしている。

2施設目のグループホームの建設地は新保町1337で計画し、ニューサンピア高崎(島野町1333)跡地付近となる。S造平屋で床面積555・6㎡の規模を見込み、18床での新設を予定している。2ユニットとなり、庭なども整備し、ややゆとりを持った施設とする方針。完成については26年9月ごろを見込んでおり、開所は10月か11月を想定する。なお、こちらも設計業者は明らかにしていない。

グループホームの整備に向けては介護老人福祉施設などの整備を行う老人福祉施設等施設整備費補助金を活用を見込む。補助金については高崎市が9月補正予算で計上を予定している。

また、同社では現在、伊勢崎市で1カ所、高崎市の2カ所において、グループホーム整備を進めているところ。

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