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群馬県長野原町

総合運動場照明など更新

2025/07/24 群馬建設新聞


長野原町は、総合運動場(与喜屋292ほか)の屋外照明設備と高圧受電設備の更新工事を一括で8月に指名競争入札で発注する。工事費として、当初予算で7000万円を確保している。工事契約は議会案件となるため、9月議会への上程を目指している。設計は神山設計(前橋市)が担当した。

更新工事は、水銀灯のLED化と省エネ化のために行うもの。高圧受電設備のキュービクルを低電圧の設備に更新することで、電力消費量を抑え、コスト軽減も図る。既存キュービクルについてはPCBの含有も見込まれている。

屋外照明は、野球場とテニスコートが対象。野球場は、支柱が6本で水銀灯48球となっている。LEDは同数で整備する。明るさは内野が288lx、外野が144lxとなる。テニスコートは、支柱が4本で既存は24球。LEDは16球とする予定。明るさは体育館側からコート1が248lx、コート2が287lxとなる。どちらも配線は変更しない。

野球場は、外野まで含めて面積9796㎡の規模で、テニスコートは全体では面積4327㎡の規模。夜間照明の対象となるのは体育館側の2面となる。

屋外照明については、高所作業車を用いて電球のみを交換し、柱などはそのまま使用する見通しとなっている。なお、同運動場は小中学校の部活動などで夜間練習や、郡内のスポーツ大会で使用されているため、工事は夏休みなど部活動や大会時期を避けた秋口を想定している。

総合運動場内にある総合体育館(与喜屋282)や八ッ場屋内運動場(横壁904-3)、町民広場(長野原1153)など、ほかの社会教育施設においても、予算の状況などをみながら今後LED化工事を検討する。

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