伊勢崎市は伊勢崎市民球場(堤西町41)で、屋外照明のLED化を計画している。2025年度は設計業務を9月までに委託したい考え。本年度は設計期間に充て、早ければ26年度に工事を発注する。
市民球場は華蔵寺公園内にあり、1万7323㎡の敷地に内野および外野スタンド合わせて1万人の観客収容人数を備えている。このほか、バックスクリーンやフルカラー電光掲示板、室内投球練習場2カ所も整備している。
LED化するのは、既存の屋外照明設備全6基となる。内訳は33灯用が2基と27灯用が4基となっている。更新方法など詳細については、これから委託する。設計の中で詰める。
体育施設の照明LED化は、他施設でも事業が進行中。25年度は庭球場(堤西町116)と市民体育館(堤西町93)、ソフトボール場(堤西町39)で工事を予定している。
うち、庭球場は屋外照明全12基が対象で、6月に発注済みとなっている。工事は東毛電気工事(伊勢崎市)が受注した。
市民体育館は6月補正予算で工事費1億126万6000円を計上した。現在は8月の発注に向けて準備を進めているところ。
施設はRC造3階建て、延べ床面積8888㎡規模。1階に柔剣道場、2階にアリーナ、3階部分は吹き抜けの観客席となっている。アリーナなど全ての照明をLEDに更新する。設計については下田設計(伊勢崎市)が作成した。
ソフトボール場については、夜間照明が全4基40灯が対象となっている。設計は直営で作成しているところで、秋ごろまでの工事発注を見込んでいる。